2012-02-21から1日間の記事一覧
「むかし、むかし」あるいは「いまはむかし」から語りはじまる昔話は、その時代を設定しないことによって普遍的な価値を保ってきた。それはいわゆる「大きな物語」として機能し、「正しさ」の担保であった。そのような物語が口承で、つまり可変的なテクスト…
「むかし、むかし」あるいは「いまはむかし」から語りはじまる昔話は、その時代を設定しないことによって普遍的な価値を保ってきた。それはいわゆる「大きな物語」として機能し、「正しさ」の担保であった。そのような物語が口承で、つまり可変的なテクスト…