Mjuka

てきとうに。

2013-01-01から1年間の記事一覧

いわゆるセカンドシーズン

花澤香菜のソロ活動セカンドシーズンが、ソロデビュー時と同じく北川勝利(ROUND TABLE)のプロデュース楽曲、『恋する惑星』(2013年12月25日発売)からはじまった。 セカンドシーズンではファーストシーズンとは異なり、北川以降の楽曲プロデューサーが発…

灰色文献と災害記録

世の中には「灰色文献」と呼ばれる、入手が困難な資料が多くある。官公庁の報告書などが「灰色文献」となりやすいものとして挙げられる。それらはもともと明確な流通経路が存在するわけではないために、入手が困難になりやすい資料だ。近年、これらの資料はw…

「音楽制作ユニット」MintJam

米澤穂信論を書けと急き立てられたのですが、なんの準備もなしに書けるものでもないので、同人音楽の話でとりあえずお茶を濁すことにします。 同人音楽の話はこれまでに何度かしていて、直近ではRocketeer Tracksについての記事がそうですね。誰かあの文章を…

気楽な人生

いわゆるライフハック系の記事が何年かまえに流行ったけれど、けっきょくあれはなんだったのだろうかと思うと同時に、あのようなお手軽自己啓発もたまには良いのではとも思うようになっている。 そんな言い訳をしながら、いまから自己啓発のような文章を書こ…

「おうちポップ」について――Rocketeer Tracksとの出会い

「おうちポップ」という独自の路線をひた走るRocketeer Tracksに出会ったころ、ぼくは大学一年生だった。 ある講師が宮沢賢治の「よだかの星」について雑談をしていて、ふと気になって検索したのがきっかけだった。そのときの検索ワードがなんだったのか、い…

記憶のなかのひと

ぼくには中学・高校とお世話になった先生がいる。 通っていた学校が中高一貫校だったわけでも、この「先生」という記述がたんに複数であるというオチでもなく、同一の先生に、中学・高校でお世話になったことがある。 「お世話になった」といっても、彼は担…

「歌手」としての花澤香菜

どうにも花澤香菜論を書き進められない状況が続き、彼女の1stアルバム発売から三か月が経とうとしている。三か月……1クールである。アニメによっては放送が終わり、視聴者たちはあたらしい「嫁」探しに向かうころだ。 なので、まったくまとまっていないし、導…

橋本紡の引退表明に思うこと

http://nekodorobo.exblog.jp/20279928/ (Twitterでの自身の発言をまとめたものなので、全体的にみると違和感のある文章になっている)(2015年2月5日現在、閲覧不可) はじめて橋本紡の作品に触れたとき、たしかぼくは中学生で、学年は二年生ぐらい。そん…

歌をうたう声優

花澤香菜の1stアルバム発売以来、声優が歌をうたうことについて考えたり考えなかったりしている。 このアルバム発売以降、すこしのあいだ「渋谷系」というジャンルの見直しが図られた。それはこのアルバムにたずさわったコンポーザーのおおくが、「渋谷系」…

夢を持ち続けること

なにか鬱積したものがあると吐き出したくなる。 その結果として吐き出したものが汚いものとは限らない。文字どおり吐いたら、その吐瀉物がキラキラしてることなんてまずありえないのに、べつの方法として吐き出すとキラキラしていることもあるのは不思議だ。…

記憶のなかの音楽(大学入学以降)

さて、大学に入学した僕であるが、はたしてなにを聴いていただろうか。やはり思い出せない。とにかくヘッドホンやイヤホンにこだわっていたように思う。 Dream TheaterやProtest The Heroなどはまだ継続して聴いていたように思う。おぼろげではあるが、記憶…

記憶のなかの音楽(高校卒業まで)

小学生ぐらいのころ、僕は音楽をあまり耳にするような環境にいなかった。 CDを買うお金も、インターネットもなかった。たぶん、当時の多くの子どもがそうだったように。(1990年代の話) そして最大の障害として、テレビ、殊に音楽番組を視聴しない家庭だっ…